介護業界の深刻な人材不足解消に向けて
当社は、「高齢社会に適した情報インフラを構築することで価値を創造し社会に貢献し続ける」を企業理念に5つの事業領域でサービスを展開しています。その中の一つである介護の事業領域では、介護業界の人材流出を防ぐ一方で、新たに介護業界へ入る人を増やす取組に注力しています。
介護業界を辞める理由は一般的に語られている「賃金が安い」からではなく、「事業所の理念や運営のあり方」「職場の人間関係」など、職場にフィットしていないがために辞めてしまう人が多いのが現状です。そこで当社は、介護職に就こうとする人の「自分に合った職場探し」「やりたい介護の実現」を応援しています。
様々な選択肢で就職・転職をサポート
介護の資格が取得できる未経験者向けのスクール運営事業では、人材を増やすため未経験でも働きたいという意欲をお持ちの方を対象に、一部無料で資格取得を支援しています。短い時間でも働いてもらえる人を活かすことが必要との考えから、派遣事業なども行っています。また経験者向けにWEBでの求人媒体の運営や人材紹介サービスも提供しています。未経験者・経験者問わず、介護業界で働こうとする方の就職・転職をしっかりサポートすることで、離職率低下の緩和、ひいては介護業界の人材不足解消に貢献したいと考えています。
自分ごととして捉えるキッカケに
ネガティブな面ばかりが伝えられがちですが、介護の現場をみるとかなり印象が変わると思います。アルバイト経験をした学生がやりがいを感じ、そのまま就職することもあります。『ケアニン』は何十件もの取材のうえに作られています。実際の現場はこんな感じなんだと、ポジティブな面も感じとってもらいたいです。
介護業界に身を置く人であれば、何かしら感じることがある映画です。若い人も、自分の祖父母や両親がいずれお世話になるんだと、介護を自分ごととして捉えられるようになると思います。介護に興味を持って、ネット検索するだけでもいいから、何かアクションをとってもらえることを期待しています。結果として介護業界で働くことにつながればと思います。